子育ては、大変短い期間です。この貴重で短く、子供たちとのキラキラした瞬間を如何に楽しんでいくかが、重要であると感じています。
笑顔は子供の心にも伝染していきます。常に笑顔は難しい(そのような自分も認めつつ)、いかに子育てを楽しむかということに注力したいと考えております。
お互いに向き合い、時に同じ方向を向いて、子供の成長をそっと応援していく。親は、一番のファンであり、応援者でありたいと思っています。
子供自身の人生なので、決して、私の人生を重ねたり(子供を私の分身のように思ったり)、やりたくないこと(親が習い事を決めたり等)を無理強いしたり、将来を拘束したり(大人になったあとに、共依存の関係)ということがないようにしたいと考えています。
家庭での教育の区切りは18歳と考えます。18歳以降は、親の存在を忘れて、思う存分、自分の人生を謳歌してほしいです。
私は、『30歳の我が子が、自分の夢を実現し、その職業で思う存分力を発揮し、社会に貢献できる大人』になってほしいと考えています。我が子たちの将来の姿を想像し、そのためには「今」どのように接したら良いかということを常に意識しながら、子供達と接してきました。意識して「見えない力」を鍛えてきました。
その見えない力とは、『考える力』『人とは違う独自性を生み出す力』『人を大切にする力』です。
『考える力』については、子供達にコーチングやマジックワード10を使った質問を行い、いつも考えるように仕向けています。
『人とは違う独自性を生み出す力』については、TVやゲーム・習い事といった受け身の時間を極力減らし、自ら作り出す時間(工作・料理・友達との外遊び・絵本を読む等)の生産的な時間を多く持つように心がけています。そういった時間を多く持つことにより、家事力・好奇心・想像力・創造力・集中力・決断力・交渉力・自己肯定感といった力が上がり、それが独自性を生み出す力につながっていくと信じています。
『人を大切にする力』については、友達との外遊び時間を多く持ち、真剣に自由に遊んでいく中で、自ら、友達との間合い含め、多くの人間関係を学んでいると感じています。また、親自身が家族間での関係性や一緒に過ごす時間を大切にすることにより、人を大切にする力は育っていくと信じています。
上記の考えにより、子育て・教育に対してどのようにあるべきか、ということについては、『教育は、子育てしている日常で、楽しみながら、行っていきたい』と考えています。