今日も、兄弟喧嘩。
今日は、長男が、次男のために、一生懸命に積木作品(タコ)を作っていたんですね。それを次男が、一気に破壊。長男、号泣。。「次男くんのために作ってたんだよ!次男くんのために作ってたんだよ!わーーーーーー」と全身で泣きじゃくってました。そして、「今度、やり返す!(次男くんが作ったものを壊す)」と叫んでいました。
そこで、コーチング使うことにしました。
長男をぎゅーーーっと抱っこして。
私「長男くん、ちょっといいかな?話があるの」
長男「(泣きじゃくりながら)なあに?」
私「一生懸命に作っていたタコさんの積木、次男くんに壊されちゃったね。どんな気持ち?」
長男「すごく悲しい気持ち。わーーーーん・・」
↑この時に、次男が、私と長男の様子を見てて、「もう、壊さないから!もう、壊さないから!」と叫んでいました。
私「すごく悲しい気持ちなのね。ママも一緒に作っていたから、ママも悲しい気持ちになったよ」
長男「うん、悲しい。今度、やり返す!!わーーん・・」
私「そっかぁ。今度、やり返したら、次男くん、どんな気持ちになるかなぁ」
長男「(はっとして)悲しい気持ちになると思う」
私「悲しい気持ちになると思うのね。次男くん、悲しい気持ちになっても良いと思う?」
長男「だめ!悲しい気持ちになったら、だめ!」
私「次男くんが悲しい気持ちにならないためには、どうしたら良いかなぁ」
長男「やり返さないでいたら、悲しい気持ちにならないと思う。だから、やり返さない」
私「それは良い考えだね。今度、また一緒に大きな積木作品作りたいなぁとママは思うんだ。」
長男「うん!」
私「長男くんも、同じ気持ちなのね。そのためにはどのようにしたら良いかなぁ?」
長男「次男くんが、ながーーく、ながーーく、お昼ねするときに、積木する!長女ちゃんも一緒に寝てるときに作る!」
私「他には?」
長男「朝とかも、長男君は早起きだから、朝も一緒に作れる!」
私「朝にも作れるって、気が付いたんだね。つまり、昼間は次男くんと長女ちゃんがお昼寝をしているとき、それから朝にみんなが寝ているときにできるんだね。」
長男「うん!」
私「では、今度、積木をいつ作る?」
長男「明日の朝起きて、トイレ行って、手を洗って、すぐ!明日、すぐに玉転がしの積木作りたい!だからーー、設計図とかを今日書いておきたいんだ。こんなにできるんだよーとか、こうやってつくるんだよーとかいうのを」
私「それ、すごいね!」
そして、長男は、嬉々として、大きな白い紙に玉転がし設計図を書き始めました。
はじめ、仕返しをしてやる!というマイナスな状態でしたが、最後は、明るい未来を描き始めてよかったです。
(追記:振り返りと感想)
最初に長男の口から「やり返す」という言葉が出てきて、純真無垢だと思っていたのに、そんな感情が出始めたんだなーと 驚きと悲しみがありました。
そこで、やり返すことは良いことなのか、それをされた相手はどんな気持ちになるのかを自分で気がついてほしくて、コーチングを使いました。
結果、「やり返す」ことは、相手を悲しい気持ちにさせること、悲しい気持ちになってほしくないということ。そこをすんなりと気がつき、コーチング効果に驚きました。そして、短時間で明るい未来を描いて、兄弟仲良く遊ぶ姿を見て、こちらもコーチング効果に驚きました。
次回も、えっ?と思う発言時にも、コーチングを使ってみたいと思います。
また、コーチングは相手のためのスキル。私が知りたいからという気持ちは置いといて、子供に気がつかせることを重視し、使いたいです。