今日は、母学の河村先生とskype面談を行いました。
ずっと大きな悩みがなかったので、お久しぶりでした。いつも朗らかな先生、すごく前向きな気持ちになりました。いつもニコニコしていらっしゃいます。
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(コーチングについて)
私は母学コーチです。でも、なかなか講座を開講することができないでいます。理由は自分の子育てだけで精一杯だからです。でも、同期のコーチがどんどん講座を開催しているのを見ると、とても焦ります。彼女たちが眩しく見えるんです。すごく羨ましいんです。
そんな話をしましたら、コーチングは自転車の運転と一緒で一度身につけたら、忘れることはないので、長女が小学生になったらとか、中学生になったらとか、その時に開講するのでも良いのではないかとアドバイスを受けました。それまでに、学んだことをしっかりと自分の子供達で実践したり、主人や友人にクライアントになっていただいたりして、(先生は、100人?1000人?お聞きした数字を忘れてしまいました。。コーチングの練習をされたそうです)私も、練習を積み重ねていきたいと思いました。学んだだけでは、身につかない。(野球で本を読んだだけでは身につかないのと一緒。ボールを投げたりするうちにできるようになる)講座を開ける日を夢見て、練習したいと思います。
講座を開くことは、氷山の上の見える部分で、今は、私は子供が小さいので、氷山の下の部分を鍛えていくんだ。そういう風に考えたら、また気持ちが軽くなりました。
「今は一番下が1歳でしょうーー。そんな、無理よー。講座開催はすごくエネルギーがいるからね。」と言われて、その言葉がすごくうれしかったんです。私にとっては、今は子育てが一番大切。そこの軸をぶれずに、それを忘れずに、毎日を過ごしたいと思いました。
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(算数教育について)
毎朝、長男は主人とのマラソンから帰ってくると、ロジコ算数という通信コースの問題を1~2枚解いています。難しいです。でも、なんとか解けています。解けるとすごく嬉しそうですが、とりかかるまで時間がかかります。見るからに、「ママに言われるから」という外的動機で取り組んでいます。9月から机上での勉強を開始しましたが、これで良いのか・・・と悩んでいました。来年6月、算数オリンピックのキッズBee(小1~3年生対象)に挑戦する予定です。その対策用としては、良い問題だと思っています。先生に相談しましたら、やはり、内的動機で解く問題にした方がよいとのこと。「きっと、問題を読むことだけでも大変なんだと思う。(例えば、私がタイ語の本を渡されて、辞書あるから読めるでしょう。がんばって毎日3ページ読んで。と言われたら、いやでしょう。大人が思っている以上に子供はエネルギーを使っている。でも、好きな俳優がタイ語で書いたとかなら、読みたいから読むでしょう。それが内的動機。)そういう難しい問題は、小学校1年生の2学期からで十分。小学校1年生1学期まではまだ幼稚園の延長みたいなもので、学校に慣れるので精いっぱい。でも、2学期になると、急にどの子も小学生らしくなる。それからで十分間に合う。例えば、受験で東大を目指すとする。そこに焦点を合わせるとしたら、1年の差はわずか。それよりも、勉強嫌いになる方がよくない。」とのアドバイスをいただきました。
「算数オリンピックに小学1年生から挑戦させるのはすごく良いこと。」
その挑戦が、内的動機で勉強するきっかけにもなれば良いなぁと思います。それまでも、内的動機で勉強をするように、問題集の見直しをおこなっていこうと思います。
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(漢字学習について)
長男が漢字にすごく興味を持っています。理由は、本をもっと読みたいから。大抵の本はルビがふってありますが見えないとのこと。そして、今朝は、国語辞典に載っている漢字を紙に書きうつしていました。でもね、私的には、まだ漢字の時期ではない気がしてて・・・氷山の見える部分、知識の部分だから、取り組むのに躊躇していました。(今は、なんで、躊躇してたんだろう・・と思います)先生に相談しましたら、書き順を間違って覚えたら直らないので、きちんと教えた方がよいこと。そして、親が無理矢理、漢字を覚えなさいというのではなく、長男の内的動機(本をたくさん読みたい)からきていること。そういうことを考慮して、漢字を教えても良いと思う。とアドバイスいただきました。1年生用のドリルを使ったりして、「書き順をきちんと覚えることは効率が良い」ということも伝えることにしました。ひらがなも、数字も、ずっとスルーしていましたが、これを機に、きちんとした書き順を教えていきたいと思います。そして、本人が望むなら、漢字検定にも今後、チャレンジさせていこうと思います。
先生は、長男さんが年長の秋に、お子さんと一緒にカルタを作られたそうです。
「あが付く言葉は?」
「あり」
「文章を作ってみて」
「ありさんが歩いています」←こちらを読む札に
一日一枚作られたそう。一緒に作るのがすごく楽しそうなので、我が家も作りたいなぁと思いました。
『5歳からの英才教育』という本を読み、3000枚の漢字カードを使って覚えさせたというような記述があり、すごく揺れました。でも、漢字カードを3000枚作ることが大切なのではないということに気が付き、心が軽くなりました。
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(ほかの教育本を参考にすることについて)
我が家の教育は母学を軸にしています。それ以外を参考にすると、軸がぶれるのではないか、また、いろんなことに手を出しすぎて結局は身につかないのではないかと思い、質問しました。「ままのさんは子育ての軸があるから大丈夫。いろんな本を読んで良いと思われることは、考えすぎないで、まずはやってみること。そして、これは違うなと思ったら止めたら良い。もう軸ができているので、その判断がつくはず。だから大丈夫よ。」と言われました。今までは氷山の下の見えない部分を意識して鍛えてきました。でも、小学生に近づいてきたので、そればかりではなく、上の部分も必然的に鍛えていくことになると思うと言われました。
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私は子供に勉強ができるようになってほしいと思っています。そういう親は、
勉強に対して、超前のめりになりやすいので、子供の芽を摘みかねない
ということも肝に銘じたいと思います。子供の顔を見て、子供自身の心を見つめる。これは外的動機でやってるのか、内的動機でやっているのか。まだ今は、外的動機は必要ないとのこと。ついつい、厳しくしてしまう部分もあります。子供が毎日を楽しく過ごしながら、子供の能力をさりげなく伸ばすことを心がけたいと思います。