土曜日は、子供達3人と埼玉大学教育学部まで行ってきました。埼玉大学stem教育センター主催のロボットと未来研究会第32期の無料体験に参加するためです。次回の無料体験は、10月14日に開催されるそうです。(押上教室は10/15)
※STEM教育(ステムきょういく)とは、”Science, Technology, Engineering and Mathematics” すなわち科学・技術・工学・数学の教育分野を総称する語である。ウキペディアより
入門コースと、研究コースに分かれています。以下は、無料体験で頂いたパンフレットの転写です。
*****************************************
①入門コース(全15回の活動を通して基本的なロボットの組み立て、プログラミングの技能について学んでいきます。Fコース以外は小学生以上が対象。A~Eコースは1回90分3000円。Fコースは1回60分2500円)
Aコース:レゴロボットクリエーター(ブロックを使ってロボットを組み立ててプログラミングを動かします)
Bコース:プラダンロボットクリアーター(プラスチックダンボールで自分だけのオリジナルロボットを作って動かそう)
Cコース:宇宙エレベータークリエーター(頑丈な構造、ギアの仕組みなどを学びながら宇宙エレベーターのクライマを組み立てます)
Dコース:ゲームクリエーター(スクラッチを使ってプログラミング・ゲーム作りの基礎を学びます)
Eコース:映像クリエーター(コマ撮りの技術を使ってオリジナルの映像作りに挑戦します)
Fコース:KIDエクスプロラー(年中~年長対象:幼児向けものづくりコースです。プログラミング的思考を鍛える課題にも挑戦します。
②研究コース(継続の研究員向け:対象は小3以上の方が多いそうです。研究員がそれぞれの自分のテーマを持って研究に取り組みます)月謝制12000円/月。研究コースは、15回のコース以外の時間も教室の開室時間は自習時間として活動できます)
自分の暮らしから問題を見つけ出し自分なりの解決方法を考え、提案していくことを目指します。自分で研究の計画を立て、準備し、制作し発表・振り返りまで、自分のアイデアをリーダーや仲間とともに深めながらじっくり時間をかけて研究に組みましょう。
研究テーマ例:飛行機・二足歩行ロボット・3Dゲーム・3Dプリンターミニ四駆・水陸両用車・・・!
*********************************************
今回は、入門コースのみ無料体験できました。
10:00~全体説明。stem教育とは?も含めて
10:40~20分刻み(小学生は体験A~Eコース、幼稚園児は体験CとFコースのみ)
12:20~アンケート
************
Cコースの宇宙エレベーターでは、特殊なレゴを使いました。
先生「四角と三角ではどちらが強いと思う?」と予想を立てさせます。
幼稚園児たち「四角!」「三角!」と意見が分かれました。
先生「では、実際にはどちらが強いか組み立ててみよう」
各々が、棒と接点を接合するパーツを組み立てて、三角と四角を作成します。できた子の順に、先生が一人一人声掛けしてくれました。
先生「どちらが強いかな?」
幼稚園児「三角だった」
先生「そうだね、三角だね。では、四角を強くするにはどうしたらよいかな?」
各々が、作業します
先生「そうだね、四角の中に、三角を作ったら強くなるんだね。窓の外を見てごらん。斜めに入ってるでしょう。あれはね、建物が強くなるように、三角を作っているんだよ。建物を何から強くするためかわかるかな?」
幼稚園児たち「雨!」「風!」
先生「惜しい!地震から強くするためなんだよ」
最後に、既に出来上がっている宇宙エレベーターを操作させてもらいました。子供達、夢中でした。
Cコースでは、長男は、どんどん四角と三角を作り、「できた!」と大きな声で叫んでいました。次男は、「わからない・・・ママやって・・・」と私が組み立てました。途中までやってて、できそうな所では、きりっとなって、手を動かしていました。
**********
FコースのKIDエクスプロラーでは、レゴデュプロを使って、誰が一番高くなるかを競いました。
先生「では、誰が一番高くできるかやってみよう」
幼稚園児は、各々の考えで高くしていました。途中で先生が「倒れないようにもしてね」と声掛けしていました。
先生「ここで終わりー。では、周りの人がどのように立てているかを見てみようか。(4人が体験しました。)積み方は、2つのグループに分かれたようだね。こっちの2人は、大きなブロックを選んで、平らにどんどん積んでいるね。こっちの2人は、平らに積んでいるんだけど、小さなブロックを組み合わせて積んでいるね。大きなブロックをどんどん積んでいけば、それだけで高くなるんだね。小さなブロックを積んでいけば頑丈にもなるんだね。先生のを見て。先生は、ブロックを縦に積みました。そうすると、1つのブロックで3つ分の高さを出すことができました。上の方では、みんなが使わなかった長い棒も使いましたよー。そうすることで、より早く、より高くすることができました。では、お片付けしましょう。誰が一番早くに崩せるか競争だ!」
Fこーすでは、長男は、組み立てている途中で何度も、キョロキョロしていました。そして、何度も崩しては立てるを繰り返していました。最後まで終わらず・・でも、頑丈なものが出来上がっていました。次男は、集中して、マイペースでどんどん平積みを繰り返していました。
*****************
体験した感想は、「通える範囲だったら、即入会したい!」でした。長男もすごくキラキラしてて「やりたい!」と言っていて、小学生たちの体験も見入っていました。
開催場所は、埼玉大学だけではなく、押上と自由が丘でも開催されているそうです。また、1日研究会を毎月開催されているそうです。
押上は、入門コース(A・B・D)・研究コース
自由が丘は、入門コース(B・D)・研究コース
私は一番興味のあった研究コースは、小学3年生になったらなので、まずは小1になったら入門コースに入会し、小学三年生になったら研究コースに入れたいと思いました。
埼玉大学の先生が、下記のことをおっしゃっていました。
★学ぶための場所ではない、自分がやりたいことをやる場所。
★教えない、子供たちに考えさせる。を重視している。(躓いてしまった場合は、小さなヒントを出して、前に進めるようにはしてくださるようです)
さすが、教育を研究されているだけあって、『これからの世の中で、必要とされる人材に育ってもらうために、子供達を伸ばすにはどのように接したらよいのか?』がわかっていて、それをきちんと実践されていると感じました。(子供達とゆったりと接してくださることもよかったです。)こういう考え方で接してくださる習い事って、私の周りでは皆無です。多くの量をこなすのは親ウケは良いと思いますし、決められた時間で指定のカリキュラムをクリアするには、即刻やり方を教えたり、答えを出す必要があるのは仕方ないと思い、諦めていました。
でもね、せっかく高額なお金を払うのに、一番大切な、「子供自身にじっくり考えさせること」を奪うのは、私自身は腑に落ちなかったんです。(以前体験に参加したアルゴクラブや、ロボット教室)
長男が、近所のロボット教室の体験に行ったときに、「行きたい」と何度も私に訴えてきました。私もやりたいことをやらせてあげたい。でも、長男が伸びる教室は他にあるんじゃないか。。そう考えていました。(その教室がたまたま移転になり、まだ開設の目処が立たないため、長男にはそのことをお話して待ってもらっています。長男はロボット教室ならどこでも良いそうです)
*****************************
埼玉大学までの道中は、直前まですごい雨だったせいか、電車は途中駅で止まり、下2人が飽きて大暴れ、大変でした。煎餅を渡したら静かになりましたが、帰りたい境地でした。。。長男は、そんな2人には見向きもせずに、ずっと読書を楽しんでおりました。