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5歳3歳1歳 子供と料理をする理由

子どもと料理をする理由。

料理をすると、

考える力がつくとか、

算数ができるようになるとか、

段取りがうまくなるようになるとか、

いろいろなことが言われています。

でも、

私は、強い気持ち、理由があって、子供と料理をしています。

今日は、その理由を書きたいと思います。

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数年前、『脳を発達させる離乳食 2歳までの食事』という講習会に参加したことがあります。

講師の先生は、「ママとキッズの楽しい”ベジ活”」を書かれた生井理恵先生です。

その御著書に、
『人は最後に子供の頃食べた味に戻ります。ジャンクフードで育った子はジャンクフードに、野菜いっぱいの和食で育った子どもは和食に還っていくのです』

とあります。

まず、自分の子供の数十年後、

ジャンクフードまみれになってほしいか。

野菜いっぱいの和食を好む人になってほしいか。

私は、野菜いっぱいの和食を好む人になってほしいです。

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そして、

会社の後輩のことを書きたいと思います。

私よりも10歳以上年下で、弟みたいな、自分の子供みたいな、そんな存在でした。

A君とB君。

当時、共に20台前半で、一人暮らし。

性格もよく、素直で、仕事も良くできました。

考える力もあり、「なんで?どうして?」と、周りの人にくらいついて、いつも一生懸命で、もちろん自分でも積極的に調べて学んでいました。

そんな姿を見て、

将来は、会社をしょってたつ人材になるんだろうなと、楽しみにしていました。

2人の違いは毎日の食生活。

 

A君は、朝昼晩、カップ麺。(本人談)

B君は、料理はできないが、必ず米を炊き、野菜や肉を湯がいて食べてました。(本人談)

 

A君は、あるときから会社に来なくなりました。

精神を病み、1年間休職しました。

そして、会社に来たり、来なかったりを数年繰り返し、いつしか退職しました。

 

B君は、今も、バリバリ仕事をしているようです。

 

A君が精神を病んでしまった理由。

食事だけが理由ではないかもしれません。

私は、目の前の席に座っているA君の事がいつも気になり、

『カップ麺ばっかり食べないで、作りたくないなら、お母さんにひじきとか送ってもらったら?』

と言いました。

そしたら、『僕のお母さんはそんな人じゃないんです。お菓子ならくれるかもしれないけど。』

と笑いながら返されました。

不憫に思って、1回食事を差し入れたら、『美味しかったです。美味しかったです』と何度も何度も感謝されました。

次の日まで、お礼を言われました。

 

今、A君はどうしているんだろうか。

食べているのだろうか。

生活できているのだろうか。

ちゃんと、生きてるよね。。。

そんなことをふと、思ったりします。

 

2人を見てて、将来のうちの息子達と重ねました。

私は、息子達が突然1人暮らしになっても、B君のように野菜や肉を選ぶ子になってほしいです。

そして、

食材を自分の目で選べるようになってほしい。

簡単な料理で良いから、

自分で自分の食べたいものを作れるようになってほしい。

料理を作るというハードルが低ければ、

料理を作ることが当たり前の日常になると思うんです。

 

そして、

結婚した後に、奥さんに

「うちの旦那、なんにもできないの。使えない。」

なんて言われないように。笑。

(これ、結構、ママ友から聞きますよ。。一生懸命育てても、これは悲しすぎる。)

 

その為の私の役目って、すごく重要だと感じたんです。

お母さんが作った料理を食べさせ、正しい味覚を形成し、

子どもと一緒に料理をすることで、料理をすることが当たり前になる。(ハードルを下げる)

また、子供たちが私の元を離れたとき、

料理をすること=温かい思い出

として、

幼い時のことを思い出してくれたら嬉しいなぁ。なんて。

 

林修はテレビで言っていました。

『お母さんはきちんと、ご飯を作るだけで良い。それができないなら失格。』(お母さんがいる必要性がない。というくらい、きっぱりと言い切っていました)

これには、若干、反発したい気持ちにもなりましたが、A君B君を思い出すと、一理あるとも思いました。

 

私は、よく、料理上手に見られますが、クックパッドがないと料理を作れないです。

毎食作るのに時間がかかります。

素材を焼くだけ。。そんな時も多いです。

凝った料理なんて作らなくて良いんだと思います。

料理が苦手なお母さんでも、強い気持ちがあれば、子供が料理をできるようになる。

 

考える力があったり、勉強ができるように育てても、

心身が健康でなければ、夢をかなえるのは難しい。

生命さえも危ぶまれてしまう。

心身の健康のためには、食事は基本です。

 

『子どもと料理をする理由。』

『子どもに食べさせている日々の料理について。』

『将来、どんな風に育ってほしいか。』

これを機に考えていただけたら嬉しいです。

 

ままのちゃん:
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