前回の続きです
*****************
⑦週2回までしか解いてはいけないと言われているけれど、これで大丈夫?その真意は?
本当に、週2回までしか解いていないとのこと。
それ以外の時間は、勉強をせずに、自分たちの好きなこと(工作など)をしている。
毎日毎日、「工作なんてしてないで、10分勉強しなさい!」というよりも、
自分の好きなことを集中して、取り組んでいる方が、はるかに集中力が身に着く。
その集中力こそが、大人になってから、仕事をしたときなどに、役にもたつと思うんです。
その時間を大切にしている。
はちたまどんぐりの先生より:
週2回しか解かない理由は、どんぐり問題って、ものすごくエネルギーを使うんですよね。
だから、低学年のうちは、週2回。
毎日解いてしまうと、絵が雑になってしまう。
絵が雑になるということは、深い絵をしっかりと描けていないということ。
しっかりと絵図として描きこむために、週2回にしている。
高学年になって、体力がついてきたら、毎日解いても良いことになっている。
外遊びなどがしっかりとできていないようならば、そちらを優先した方がいい。
⑧中学受験について
もし、中学受験をするならば、親が過去問分析を早いうちからすること。
はちたまどんぐりの先生より:
どんぐり問題700問といてから、受験対策勉強をした方が、しっかりとした視考力が身についていて、
中学受験の弊害から守れる。
⑨どんぐり問題について
はちたまどんぐりの先生より:
小学2年生の途中までは、1文づつ読んで、それを絵図に落とし込むことができるが、
小学2年生の後半からは、一筋縄ではいかなくなる。
描いた絵図自体に、絵を落とし込む必要がでてくる。
また、小学校に上がって、九九が始まると、繰り返し計算になり、どんぐり問題を解けなくなるかもしれないと言われました。
⑩その他
おこさん方は、のびのびしていて、
お母さま方や、先生は、ゆったりとしていて、
こんな環境で、勉強ができたら、子どもは勉強嫌いにならずに、学ぶことを楽しんでいくだろうと感じました。
我が家の近所は、幼稚園年中のころから、中学受験についての話題が出て、
既に、サピックスや四谷大塚などの大手塾に、入会した同級生もたくさんいます。
そんな環境にいると、
引っ張られそうになります。
うちの子、大丈夫だろうか?
毎日、勉強させないといけないんじゃないか?
とか。
表面上は、「うちの長男は、大丈夫」と話していても、
ふとした時に、不安に襲われたりするんですよね。
でもね、どんぐり問題は、理想的で、素晴らしい家庭学習だと再認識。
どんぐりをやっている親子との関わりを、
増やし、私も軸がぶれないようにしたいと感じました。
どんぐり歴3年のお母さま、どんぐりの軸をしっかりともっていらっしゃる印象でした。
お話を伺って、改めて、どんぐり倶楽部に出会えたことを嬉しく思いました。