次男は、
医師がいうように、
年齢が上がるにつれて、ゼーゼーしなくなっていきました。
それまでは、
たくさんの入院も経験しました。
0歳ですと、
子供用のベットでも大きくて。
モニターをつけた次男が、
ベットの真ん中でちょこんと、小さく丸まっている様子を見るのは
なんとも苦しい気持ちになりました。
小児病棟は、小学生以下は入室禁止です。
2歳の長男は入れません。
家族で一緒に過ごせない、
苦しさも経験しました。
自宅に帰れば、2歳長男が
「次男くんは?次男くんはどこなの?」
と、何度も何度も聞いてきます。
その質問に、涙をこらえながら、
何度も答えました。
退院したら、
家族が一緒に過ごせるという、
一見、当たり前ことが
ものすごく嬉しくて。
長男も、
「次男くん、次男くん」と、
ずっと次男から離れなかったことを思い出します。
小児病棟は、
長期入院のお子さんを持つ、ご家族もいらっしゃいます。
そのお母さま方が
とても明るくて、優しくて。
ご自身のお子さんで大変でしょうに、
気遣ってくださったりしました。
私は到底かなわない、心の強さを感じました。