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★子育てと教育に関する考え★

子育ては、大変短い期間です。この貴重で短く、子供たちとのキラキラした瞬間を如何に楽しんでいくかが、重要であると感じています。

笑顔は子供の心にも伝染していきます。常に笑顔は難しい(そのような自分も認めつつ)、いかに子育てを楽しむかということに注力したいと考えております。

お互いに向き合い、時に同じ方向を向いて、子供の成長をそっと応援していく。親は、一番のファンであり、応援者でありたいと思っています。

子供自身の人生なので、決して、私の人生を重ねたり(子供を私の分身のように思ったり)、やりたくないこと(親が習い事を決めたり等)を無理強いしたり、将来を拘束したり(大人になったあとに、共依存の関係)ということがないようにしたいと考えています。

家庭での教育の区切りは18歳と考えます。18歳以降は、親の存在を忘れて、思う存分、自分の人生を謳歌してほしいです。

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私は、『30歳の我が子が、自分の夢を実現し、その職業で思う存分力を発揮し、社会に貢献できる大人』になってほしいと考えています。人生を愉しむ力・生き抜く力をつけてほしいと考えています。

我が子たちの将来の姿を想像し、そのためには「今」どのように接したら良いかということを常に意識しながら、子供達と接してきました。意識して「見えない力」を鍛えてきました。

その見えない力とは、『深く考える力』『人とは違う独自性を生み出す力』『人を大切にする力』です。

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①『深く考える力』について
子供達にコーチングやマジックワード10を使った質問を行い、いつも考えるように仕向けています。答えを出してもらうことが目的ではありません。考える習慣をつけるためです。よって、答えがでなくても良しとしています。浅い考える力ではなく、1つのことを深く深く考える力をつけるにはどうしたらよいかを、いつも意識しています。

【1つの事柄に5つの質問】子供が興味を持った出来事について、その場で、質問をしていきます。最低5つ。どんどん深堀していきます。(ex、ペットボトルを見ていたら、これはどんな味がするかな?どこで作られたのかな?どんな材料でつくられたのかな?どうしてこんな形なのかな?なんでそう思ったの?などなど)母学の河村京子先生より

【家庭学習】どんぐり倶楽部の良質な算数問題を週に2回取り入れています。『ゆっくり・じっくり・丁寧に』、深く考える時間を意識して設けています。(1問の文章題を、1時間程度かけて、解いていきます。文章全てを絵図にし、答えを出すという学習方法です)。

【絵本の読み聞かせ】1人1人を抱っこし、子供が選択した絵本を、ゆっくり読んでいきます。毎日1人2冊以上(よって、1日に合計6~10冊程度。月に合計200冊以上は読み聞かせを行っています。抱っこしていない子は、隣で順番を待ちながら、静かに聞いています。)絵本の読み聞かせは、本人がもう必要ないという時まで続けます。中学生になっても(横に並んでなどでも)続けられたら良いなと思っています。

【国語を使った「読解力」を高める】「読み聞かせ」と「問題とは関係ない問いかけ」が最大のコツで、問題を解くために読ませない。国語力がある場合は、自分で読ませて、内容について話させて、内容について質問する。設問は、クイズ形式(第一ヒント、第二ヒント)石田勝紀先生

【ボードゲーム】親子でボードゲームを行います。我が家には30種類程度のボードゲームがあります。

②『人とは違う独自性を生み出す力』について
TVやゲーム・習い事といった受け身の時間を極力減らし、自ら作り出す時間(工作・料理・積木・折り紙・編み物・読書・ボードゲーム・友達との外遊び等)の生産的な時間を多く持つように心がけています。そういった時間を多く持つことにより、家事力・好奇心・想像力・創造力・集中力・決断力・交渉力・自己肯定感といった力が上がり、それが独自性を生み出す力につながっていくと信じています。

【習い事】習い事については、長男(工作絵画教室・スイミングの2つ)、次男(絵画教室・ピアノの2つ)、長女(なし)です。これ以上は増やさないです。もし、他にしたいことがあったら、今の習い事と交換する形です。理由は、習い事は受け身の時間だからです。

【様々な経験】美術館・科学館・博物館・自然体験・キャンプ・各種イベントには積極的に参加します。特に、土日や夏休みの長期休みなどは、多くの出かける時間を設けるようにしています。

③『人を大切にする力』について
友達との外遊び時間を多く持ち、真剣に自由に遊んでいく中で、自ら、友達との間合い含め、多くの人間関係を学んでいると感じています。また、親自身が家族間での関係性や一緒に過ごす時間を大切にすることにより、人を大切にする力は育っていくと信じています。

【お仕事(手伝い)】家庭内での仕事(お手伝い)を通して、人の役に立ち、感謝されることの喜びを学んでいます。

【ハイヨロコンデ!】子どもに何かを頼まれたら、すぐにハイヨロコンデ!と動けるようにしたいと考えています。将来的に、一人で全て抱え込んで実行する人ではなく、人に助けていただく力をつけるためです。

【傾聴】子どもが話しかけてきたら、手を止め、傾聴するように心がけています。子どもの心が満たされるとともに、話す力(もっと伝えたい、頭の中を自在にアウトプットする力、文章力なども身につくからです)

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特に、「友達」との外遊びには、より多くの時間をとるように心がけています。我が家の外遊びは、主に、公園やキャンプです。友達との外遊びは、『深く考える力』『人とは違う独自性を生み出す力』『人を大切にする力』すべてを同時に身につけることのできる、究極の時間だと確信しているからです。

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上記の考えにより、『教育は、子育てしている日常で、楽しみながら、行っていきたい』と考えています。

2018.06.15.(更新:2022.01.15.)
※随時、更新していきます。

ままのちゃん:
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